事業計画作成にコーチングを導入する効果とは ~ 製造業・部長層コーチング実践事例~
コーチの今西正和です。「中期経営計画はある。ビジョンも掲げている。しかし、現場のリーダーたちがそれを『自分の言葉』で語り、具体的な行動に落とし込めているだろうか?」
こうした悩みを持つ人事部や事業部門トップの方は少なくありません。今回は、従業員数約2,600名の製造業において、部長層(支社長・グループ会社社長)を対象に実施した「ビジョンを具現化するコーチング」の実践事例をご紹介します。
【事例】全社ビジョンを「自分ごと」に変える3ヶ月間の伴走
今回のご依頼は、全社の中期事業計画を受け、各部門のトップが「2028年のありたい姿」と「2026年度に達成したい状態」、そして「明日から始めること」を明確にするための個別コーチングでした 。
■リーダーたちが抱えていた「構造的な壁」
対象となった8名のリーダーたちは、現場経験が豊富で誠実な変革意欲を持っていました 。しかし、個別セッションを進める中で、共通の課題も浮かび上がってきました。
• 2028年問題(世代交代の断絶): 40代の中堅層が薄く、ベテラン層に業務が集中している 。
• 属人的な調整への疲弊: 構造的な変革よりも、特定の人間関係の調整にエネルギーを削られている 。
• 言語化・仕組み化への苦手意識: 現場感覚は鋭いものの、ビジョンや評価プロセスを「型」として言語化することに苦慮している 。
こうした状況では、立派な事業計画も「絵に描いた餅」になりかねません。
■提供した価値:3つの目標設定で「ワクワクする未来」を可視化する
コーチングでは、経営方針に基づき、リーダーとしての役割を再定義することから始めました 。特に重視したのは、目標を以下の3つのレイヤーで整理することです。
1. 成果目標: 売上や利益など、客観的に評価される指標 。
2. 状態目標: 「〇〇している」という現在形で表現する、ワクワクする組織の姿 。
3. 行動目標: 状態目標を達成するために「始めること(START)」「止めること(STOP)」「続けること(CONTINUE)」 。
月1回、計3回の対話を通じて、漠然としていた考えを「具体的な言葉」へと削り出していきました 。
■クライアントの声:言語化が「自信」と「実行力」を生む
全3回のセッションを終えたリーダーの方々からは、以下のような力強いフィードバックをいただきました。
* 「頭の中で整理できていなかったことが、質問されることによって明確になった」
* 「漠然とした考えからビジョンを明確化できた。一人ではここまで進まなかった」
* 「自分が考えていたことに自信が持てた。社外の人に聞いてもらって、間違っていなかったと確信できた」
* 「最初は憂鬱だったが(笑)、だんだん楽しくなり、最後は『これで終わりですか?』と感じるほどだった」
最初は「言葉にするのは難しい」と仰っていたリーダーが、最後には組織の理想像を現在形で語り、自ら提案を行う姿勢へと変化していく。これこそがコーチングがもたらす最大の価値です 。
人事・事業部門の皆様へ
事業計画を「組織の力」に変えるには、リーダーが自らの言葉で未来を語り、現状の危機感を「突破力」に変えるための「整理の時間」が必要です 。
「2028年のありたい姿」から逆算し、今、組織のリーダーたちが何を「START」し、何を「STOP」すべきか。その言語化をコーチングで支援しませんか?
貴社のビジョンを「動く計画」に変えるお手伝いをいたします。
【次の一歩として】 まずは貴社の次期リーダー層が抱える「言語化の課題」について、カジュアルに情報交換をしませんか?
オンラインでの無料相談も承っております。
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