自己肯定感を高める方法(その2)
前回、自己肯定感が高い状態は、誰でも簡単につくることができます。それは、「具体的な『できたこと』に着目する」ことでした。
「できたことを見つけるには、どうすれば良いでしょうか?」
次の3つの質問を自分に投げかけて、出てきた答えをメモしていただきました。いかがでしたでしょうか。
質問1:すっきりした気分になったことは何ですか?
質問2:ワクワクした気分になったことは何ですか?
質問3:健康的なことをしたと思えることは何ですか?
質問1:すっきりした気分になったことは何ですか?
「机の上をきれいに片づけた」
「パソコン内のフォルダを整理した」
「たまっていた仕事を完了した」
などの答えが出てきたかもしれませんね。すっきりしたことに着目すると心に軽くなります。心が軽くなると自己肯定感が高くなりやすいです。
質問2:ワクワクした気分になったことは何ですか?
「会いたいと思っていた人に会えた」
「レポートがうまく書けた」
「新しいプロジェクトをスムーズにスタートできた」
などの答えが出てきたかもしれませんね。
ワクワクしたことに着目すると前向きな気持ちになります。前向きな気持ちになると自己肯定感が高くなりやすいです。
質問3:健康的なことをしたと思えることは何ですか?
「駅でエスカレーターでなく階段を使った」
「いつもより野菜を多く食べた」
「友達に悩みを相談し、本音を話せた」
「有給休暇を取ってゆっくりできた」
「朝食をしっかり食べて出かけた」
などの答えが出てきたかもしれませんね。
健康的なことに着目すると元気になります。劇になると自己肯定感が高くなりやすいです。
このように、すっきり、ワクワク、健康的(ハツラツ)という視点でできたことを見つけると、自分の感情がポジティブになります。
では、別の視点で、できたことを見つけていきましょう
次の3つの質問を自分に投げかけて、出てきた答えをメモしましょう。
質問1:いつもより早くできたことは何ですか?
質問2:ぴったりのタイミングでできたことは何ですか?
質問3:初めてチャレンジしたこと、初めて経験したこと、初めて行動したこと、久しぶりにしたことは何ですか?
→次回に続く。