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2020/04/12

ネガティブな感情を解消する5つの方法 ~自己実現の一歩を踏み出す~

連日のコロナウイルスの報道で、ストレスを感じて精神的に落ち込んでいませんか。その原因は、不安や心配などのネガティブな感情が原因となった悪循環です。まるで渦巻きに巻き込まれて海の底にずるずると落ちていくような憂鬱感やイライラが延々と続き、怒りの感情がいつまでたっても収まらない苦しさを感じます。

そこで、ネガティブな感情を解消する方法を5つ紹介いたしますので、自分のワークスタイルや生活、さらには価値観に合った方法を取り入れて実践し、自己実現の小さな一歩を踏み出しましょう。

   

ネガティブな感情を回復する方法

1.運動

 身体を一定のリズムで動かす運動が有効です。エクササイズ、ダンス、ジョギング、ウォーキングなどが含まれます。1都7県に緊急事態宣言が出されている現状(2020年4月12日現在)でも、自宅で筋トレすることや、人が少ない時間帯にウォーキングをすることは可能でしょう。ロックダウンを実施しているニュージーランドでは、国民がよく散歩やジョギングをしている(2020年4月12日)とのことです。

【具体例】

・イライラしがちな人にウォーキング(その中でも早く歩く「早足散歩」)がお薦めです。

→臨床心理士が怒りの感情で悩んでいる人に推奨しているシンプルなエクササイズです。緑に囲まれた環境(例:公園など)をウォーキングするとストレスが軽減します。

・マラソンやウエイトリフティングは、自信を高めます。

・ダンスは、創造性を刺激し、平凡な人生から抜け出す感覚を与えます。

・空手や合気道などの武道は、憂鬱な気分を改善します。

・水泳は、穏やかな気持ちになり不安感を抑えます。

・テニスは、怒りやフラストレーションを鎮める効果があります。

・チームスポーツは寂しさを解消し、社交的スキルを高めます。 

・トレッキングは、大自然に触れることで精神性が向上します。

   

2.音楽

自分の好きな音楽に触れて、その世界に没頭することが有効です。好きな曲をスマートフォンに入れておいて、聞きたい時に聞くのも良いでしょう。

【具体例】

・楽しく没頭できる音楽が良いです。

・心の疲れを癒す場合は、モーツアルトなどのクラシックが適しています。

・パンクミュージックやハードロックなどの激しい系統の音楽は攻撃的な気分になるので注意が必要です。

  

3.呼吸

ゆっくりと4秒ほどかけて息を吸い、6秒ほどで息を吐く マインドフルネス呼吸法がお薦めです。この呼吸を2~3分続けると心に落ち着きが戻ってきます。

【手順】

 ・ゆったりと椅子に座り、首と肩の緊張をほぐします。

 ・背筋をまっすぐにします。

 ・目をつむって、息に注意を集めます。

 ・吐く息と一緒にストレスが外に出る感覚を持ちます。

 ・吸う息と一緒にエネルギーが入ってくるようにイメージします。

 ・活力が戻ったのを感じたら仕事に戻ります。

その他の方法としては、坐禅、瞑想などがあります。感謝の瞑想(自分がすでに与えられている物事や状況、ありがたいと感じているすべてのことを思い浮かべる)もお薦めです。

  

4.書く

自分の感情や考え、心の中にあるイメージを文字にして表現することは、ネガティブな感情を頭や身体の外に出して、クールダウンさせる効果があります。例えば、1日1回日記を書いてみる、あるいは、裏紙等に、感情を書きなぐり、くしゃくしゃにしてゴミ箱に投げ捨てる、これを数回やると気分が落ち着きます。

  

5.コーチングを受ける

自分の内側で、今、この瞬間に何が起きているのかに気づき、その経験に焦点を当てることをコーチにサポートしてもらうのも一つの方法です。コーチングを受けることで、自分の感情をどう扱っていくのかを知り、不快や混乱、困惑が自身の人生を前に進ませるための重要な部分であることを気づくことができます。

  

以上、ネガティブな感情を解消する方法として、運動、音楽、呼吸、書く、コーチングを受けることの5つ紹介しました。自分のワークスタイルや生活、さらには価値観に合った方法を選んで取り入れて実践して、自己実現の小さな一歩を踏み出しましょう。

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